LIMNE 製品試験情報

検査結果が証明する、「LIMNE the Mattress」睡眠を向上させる要素

【検査結果比較1】体圧分散測定

快眠と睡眠をお届けする寝具ブランド、LIMNEのマットレスですが、その性能は一体どれくらいなのでしょうか。

まずは、LIMNEのマットレスと他社のマットレス(スプリング・低反発ウレタン)について体圧分散測定を行い、結果を比べてみました。

被験者:
20代女性(162cm、48kg)
40代男性(174cm、65kg)
※枕:LIMNE the Pillowを使用

測定データを比較したところ、LIMNEのマットレスのほうが、体に対する圧力(胸部・腰部・脚部)が低いことが分かりました。

また、平均圧力も他社商品よりも低く、センシングエリア(体との面積)に関しては、LIMNEのマットレスのほうが広いことが分かります。

これはつまり、LIMNEのマットレスは他社のマットレスよりも「体圧を分散させている」、表面が柔らかく沈んで、「腰にも負担なくしっかりサポートしている」ことを表しています。

頭や腰、脚(ふくらはぎ)などの身体の出っ張った部分に対しては、眠るときに圧力が強くかかります。これらの部分に圧力が集中した状態で眠ると、血行が悪くなって、痛み(肩こりや腰痛)などを引き起こしてしまう恐れも。

この点、寝たときにしっかり体圧分散がなされている状態なら(=均一に圧力がかかっていれば)、圧力の集中しやすい部分だけが沈み、強い圧力がかかることなく、痛みを生じることもありません。

実際に、仰向け寝(仰臥位)と横寝(側臥位)の画像を見てみましょう。

体圧分散測定:マットレス素材別比較結果と見解

■ LIMNEマットレス

●被験者:20代女性(162cm、48kg)

●被験者:40代男性(174cm、65kg)

LIMNEマットレスのポイント(女性・男性共通)

【仰向け寝】
身体の形(頭・上半身・下半身・脚)が出ており、体圧分散がしっかりなされていることが分かる。
・他社のマットレスよりもセンシングエリア(体との面積)が広く、身体への圧力負担が軽減されていることが分かる。

【横寝】
・仰向け寝の場合と同様、身体の形がしっかり出ており、圧力のかかる箇所についても一定数値内で収まっている。そのため、スムーズな寝返りと、寝返り時の負担軽減を実現できる
・腕と脚の部分が接地しているため、寝返り時の腰への負担を軽減できることが分かる。

LIMNEのマットレスのほうが、全体的に色が薄いことが見て分かります。つまり、体圧分散ができているということを意味します。

また、LIMNEのマットレスは全体的に圧力がかかっている面積が広めです。脚の形まで判断でき、全身の隅々まで耐圧分散されていることが分かります。

■ スプリングマットレス(他社製品)

●被験者:20代女性(162cm、48kg)

●被験者:40代男性(174cm、65kg)

他社スプリングマットレスのポイント(女性・男性共通)

【仰向け寝】
・身体の一部につき、接地していない状態にあり、圧力の分散がしっかりなされていない。
・測定形状から身体が「くの字」の状態にあることが分かり、腰部分に対して体圧負荷がかかっている(※腰の部分だけ沈み込んでいる)。
・接地面積が少ないことから、身体全体にかかる体圧を分散できていない状態にある。

【横寝】
スプリング特有の「点」で支えていることが分かる(※各箇所が面の状態にない)。
・寝返りをしやすい状態(反発性の良い構造)にあるが、過度の寝返りを誘発する可能性がある。

■ ウレタンマットレス(他社製品)

●被験者:20代女性(162cm、48kg)

●被験者:40代男性(174cm、65kg)

他社ウレタンマットレスのポイント(女性・男性共通)

【仰向け寝】
・体圧のかかる背中からお尻(腰)にかけての設置面積が広範囲の状態から、沈み込みが過度にあることが分かる。
・背中からお尻(腰)にかけての身体のラインが適切に表示されていない点で、その箇所が過度に沈み込んでいる。

【横寝】
・仰向け寝と同様、顕著に腰が沈み込みすぎており、寝返りが打ちにくいものと想定される。

【検査結果比較2】沈み込み測定

次に、LIMNEのマットレスと他社のマットレス(スプリング・低反発ウレタン)について沈み込み測定を行い、結果を比べてみました。

前提として、一般的に沈み込みは体圧分散性と「トレードオフ」の関係にあり、体圧分散性が良いマットレスは、沈み込みやすくなる傾向があります。

被験者:女性(168cm、52kg)
※先端から500mmの位置をウエストラインとし、仰向けの姿勢で測定

■ LIMNEマットレス

■ スプリングマットレス(他社製品)

■ ウレタンマットレス(他社製品)

結果から、LIMNEのマットレスは、頭部・胸部・臀部という体重がかかる部分(圧力の集中しやすい部分)が適度に沈み込むことで、寝たときにしっかり体圧分散がなされている状態(=均一に圧力がかかっている状態)がキープされているのが証明されています。

沈み込み測定と体圧分散測定のデータ(枕なしのデータ)を合わせることによって、女性体の重い部分(頭部・胸部・臀部)が、他社商品よりもさらに自然に沈みこんでいることが分かります。

このことから、LIMNEのマットレスが体圧分散と体の適切な沈みを実現した寝具であると証明できます。

もちろん、体圧分散性や沈み込みだけでマットレスの良さが決まるわけではなく、ほかにも性能を表す指標があります。そのため、マットレスを選ぶ際の参考にしていただけると幸いです。