寝る前に栄養ドリンクを飲むと得られる効果は?目的別の商品の選び方

寝る前に栄養ドリンクを飲むと得られる効果は?目的別の商品の選び方

1日働くと体はクタクタ。でも帰りも遅く、毎日十分な睡眠時間を取るのは難しい。

このような方には、寝る前の栄養ドリンク習慣をおすすめします。

栄養ドリンクと言うとカフェインで目を覚ますイメージがありますが、実はカフェインレスの商品もあり、寝る前でも正しく摂取すれば疲労回復や美肌に効果的なのです。

単純に「疲れたから、栄養ドリンクを飲めばOK」は間違いで、きちんと目的に合わせて選ぶ必要があります。

本記事では、寝る前に栄養ドリンクを飲むことによる効果や選び方について解説していきます。

寝る前に栄養ドリンクを飲むと、どんな効果がある?

寝る前に栄養ドリンクを飲むと、一体どのような効果が期待できるのでしょうか?

睡眠中の疲労回復や健康維持に役立つ

栄養ドリンク 寝る前1

人間は寝ている間に疲労回復や免疫機能・ホルモンバランスの調整を行いますが、これらを行う際に体内の栄養素が消費されます。

栄養ドリンクには多くの栄養素が含まれており、寝る前に飲んでおくことで、睡眠中に体の調子を整えるための栄養素が不足しにくくなります。

結果、疲労回復を促進し、健康維持をサポートすることができるのです。

【目的別】寝る前に飲む栄養ドリンクの選び方

一口に栄養ドリンクと言っても配合されている栄養素は商品により異なるため、目的に合わせて選ぶ必要があります。

肌の調子を整えたい

栄養ドリンク 寝る前2

ビタミンB群には新陳代謝をサポートする働きを持つものが多い(特にビタミンB1・B2・B6)のですが、日本人にはビタミンB群の潜在的欠乏者が数多くいると言われています。

そのため、肌の調子を整えたい場合はビタミンB群が多く配合された栄養ドリンクを利用すると良いでしょう。

ヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタなど、肌トラブルの防止に効果的とされている成分を含む栄養ドリンクも開発されています。

疲労の回復効果を高めたい

疲労回復には、必須アミノ酸を豊富に含む栄養ドリンクがおすすめです。必須アミノ酸のなかにはバリン、ロイシン、トリプトファン、リシンなど、疲労回復のサポートをする物質が多く存在します。

必須アミノ酸は体内で合成することができないため、食事やドリンク剤から補給する必要があります。

そのほかにも、糖分やタウリンは疲労回復効果があるので、栄養ドリンクを買うときは成分をチェックしてみましょう。

体調不良を改善したい

体調不良時は、ビタミンB群ビタミンCを補給できる栄養ドリンクを選びましょう。風邪などで体調がすぐれないときは、食欲不振により食事から栄養が摂れず、体の回復に必要な栄養素が不足しがちになります。

そんなときは、栄養ドリンクで免疫機能を助ける栄養素を補給すると、病気の回復を早めることが期待できます。生薬配合のものもおすすめです。

ただし、栄養ドリンクと薬を一緒に飲む場合は注意が必要。飲み合わせが悪いものもあるので、薬を服用中に栄養ドリンクを飲みたい場合は、必ず医師か薬剤師に確認しましょう。

寝る前に栄養ドリンクを飲むときのポイント

栄養ドリンク 寝る前4

寝る前に栄養ドリンクを飲む際には、いくつか注意点があります。これらを守らないと逆に疲れを溜め込んだり、体に負担をかけたりする恐れがあるので、飲む前に必ずチェックしておきましょう。

カフェインレスの栄養ドリンクを選ぶ

カフェインには交感神経を活発にし、脳を覚醒させる、血圧を上昇させるなどの作用があります。そのため、カフェイン入りの栄養ドリンクを寝る前に飲むと、寝付きが悪くなる恐れがあります。

また、カフェインの利尿作用により夜中に尿意で目が覚めやすくなり、睡眠不足を招くことも。

カフェインを摂ると一時的には元気になりますが、このようなデメリットから寝る前の摂取はおすすめしません。

就寝前に栄養ドリンクを飲む場合、エナジードリンクなどは避け、カフェインレスのものをチョイスしましょう。

アルコールを含まない栄養ドリンクを選ぶ

栄養ドリンクのなかにはアルコールを含むものもありますが、アルコールはカフェインと同様に利尿作用があり、中途覚醒の原因となります。

また、アルコールは眠気を誘いますが、眠りを浅くし、睡眠の質を下げるので、その点からもアルコール入りの栄養ドリンクは、寝る前にはおすすめできません。

カロリーが低い栄養ドリンクを選ぶ

寝ている間は起きているときよりも活動量が減るため、カロリーの消費量も少なくなります。カロリーが高い栄養ドリンクを寝る前に飲むと、摂取カロリーが消費カロリーを上回るため、消費しきれなかった分が体脂肪として蓄積され、体重が増加する原因となります。

寝る前に飲む栄養ドリンクは、低カロリーのものを選びましょう。

通常の食事もしっかり取る

栄養ドリンクはあくまで補助的なものなので、まずは食事から栄養を摂ることが先決です。必要な栄養素をまかなえるようバランスの良い食生活を心がけ、それでも足りない場合は、強化したい栄養素を栄養ドリンクで補給するようにしましょう。

過剰摂取に注意する

栄養ドリンクは「一般用医薬品」「医薬部外品」の2つに分類され、以下のような違いがあります。

一般用医薬品は臨床データに基づき、効果・効能や副作用が厚生労働省から承認されたもの。薬剤師または登録販売者が販売することにより、ドラッグストアなどで購入できます。

医薬部外品は厚生労働省が認可した成分を一定量含んだもので、一般用医薬品と比べて効果・効能は低めに抑えられています。コンビニやスーパーなどで購入できます。

いずれも副作用が出る可能性があり、特に過剰摂取すると副作用の発現リスクが高まるので、用法・用量のとおりに飲みましょう。消化吸収された栄養素は肝臓で代謝されてから使用されるため、過剰摂取は疲労回復どころか肝臓を酷使してしまいます。

栄養ドリンクは足りない栄養素を補うのが目的です。ジュースや清涼飲料水などの飲み物の代わりとして飲むことは非常に危険なので絶対に避け、摂取後に体調が悪くなった場合は服用を中止し、医師か薬剤師に相談してください。

栄養ドリンクは寝る前でも正しく飲めば、美容と健康に効果的

栄養ドリンク 寝る前3

「栄養ドリンク=カフェイン」というイメージがあるので、寝る前に飲むという発想はなかったのではないでしょうか?

食生活が乱れていて、その栄養を栄養ドリンクやエナジードリンクで補うのは間違い。

バランスの良い食生活が大前提ですが、疲れが溜まっているときや肌荒れが気になるときは、プラスアルファで栄養補給し、回復を早めるというのであればおすすめです。

疲れが取れれば気分もすっきり、翌日の仕事のパフォーマンスも上がるでしょう。

コンビニでも品揃え豊富で、手軽に利用できる栄養ドリンク。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ自分に合う栄養ドリンクを探してみてください。


夏山元伸先生

【監修者】夏山元伸
1979年東京大学医学部卒業、同附属病院などを経て1990年より関東労災病院勤務。
2001年に同整形外科部長。
2013年から島脳神経外科整形外科医院副院長、整形外科部長、内視鏡・腰痛センター長。
著書『ササッとわかる「腰痛」にならない生活、治す生活』(講談社)など。



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