寝る前にコップ1杯の水分を!健康と美容にうれしい「3つ」のメリット

寝る前にコップ1杯の水分を!健康と美容にうれしい「3つ」のメリット

「寝る前に水分を取ると美容や健康にいいと聞いたけど、実際どうなの?」
「水分は取りたいけど、夜中トイレに行きたくなるのが心配……」

そんな方たちへ。

1日のなかで水を飲むタイミングは食事や休憩時のみという人も多いのですが、寝る前に飲むコップ1杯の水はあなたの美容と健康維持に欠かせないのは事実で、寝る直前に水を飲み過ぎると尿意で目覚める原因となるのも確かです。

この記事では、寝る前に水分を取ることのメリットや注意点を解説していきます。ぜひ参考にして、正しいやり方を学んでください。

寝る前の水分補給と健康の関係

寝る前 水分1

寝る前の水分補給には、健康を維持するうえで大きな意味があります。寝る前の1杯の水は、医師が「命水」「宝水」と呼んでいる貴重なものです。

寝る前に水分を補給するのが重要な理由

人間は一晩で約100ml、真夏には500mlもの汗をかくと言われています。起きているときは喉の渇きや暑さなどのサインで水分補給が可能ですが、睡眠中は水分補給ができないため、どうしても脱水状態になりやすいです。

起床時に水分不足の状態だと血液の濃度が上がって、いわゆる「血液ドロドロ」の状態になり、脳卒中や脳梗塞のリスクが上がります。

寝る前にコップ1杯の水を飲んで、あらかじめ排出される分の水分を補給しておくと、身体が水分不足になるのを防ぎやすくなります。

寝る前に水分を取らないことで起こりがちなリスク

寝る前 水分2

水分不足の状態では寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下します。

人間は体温が下がることで眠気を催し、深い眠りも早く訪れますが、睡眠時に十分な汗をかくと身体の熱を放出し、体温を下げやすくなるので、その汗を出すために水分が必要なのです。

また、脱水症状を起こすと目が覚めやすくなるため、中途覚醒や早朝覚醒につながることもあります。

【慢性疲労】
睡眠中というのは、「レム睡眠(浅い眠り)」「ノンレム睡眠(深い眠り)」を交互に繰り返しているのです。疲労回復を促す成長ホルモンはノンレム睡眠時に分泌されるものの、水分不足の状態が続くと成長ホルモンの分泌が減ってしまいます。

ノンレム睡眠時に成長ホルモンが分泌されないと、レム睡眠に移行し、深い眠りを取れる時間が減少。

脳や身体を休める働きのあるノンレム睡眠が妨げられると、疲れが取れにくく、翌日の体調や仕事のパフォーマンスにも響いてしまいます。

また、水分不足で血液が濃くなると、血行が悪くなって老廃物が身体に溜まりやすくなるという理由でも、疲労の蓄積につながるのです。

【脳卒中や心筋梗塞】
睡眠中は、汗で身体の水分が失われても水分補給ができません。水分不足の状態が続くと血液の粘度が高まって、いわゆる「血液ドロドロ状態」となり、血管が詰まりやすくなることで脳卒中や心筋梗塞、脳梗塞などの病気を引き起こす危険性もあります。

【寝起きの口臭&口のネバネバ】
睡眠中は起きているときよりも唾液が出にくいのですが、水分不足の状態ではさらに分泌が減ります。

唾液には口内を殺菌する作用があり、唾液を飲み込むと細菌を洗い流すこともできます。寝ている間に水分不足になると細菌が繁殖し、口臭がひどくなりやすいほか、細菌を洗い流せず、寝起きの口のネバネバ感につながるのです。

特に寝ているときに口が開いてしまう人は、乾燥しやすいので要注意。

寝る前に水分を補給する3つのメリット

寝る前 水分4

寝る前の水分補給は就寝中の脱水症状を防ぎ、美容や健康にもさまざまなメリットがあります。

太りにくくなる

身体の水分量が多いと血行が良くなり、新陳代謝がアップするため、脂肪の燃焼を促進して体重が落ちやすくなるので、ダイエットにも効果的です。

糖分や脂肪分の多い飲み物は逆効果になるので、水を飲むのがポイント。

美肌を維持しやすい

十分な水分は肌の乾燥を防ぐほか、血行促進効果により細胞を活性化し、肌をきれいに保つことができます。保湿化粧品や加湿器で肌の外側から水分補給をしても乾燥する人は、身体の内側から潤してあげることが大切です。

また、十分な水分を取ることで便秘の解消も期待できます。便秘は肌荒れの原因の一つなので、便通を改善する意味でも水分は美肌に不可欠です。

むくみを解消しやすい

むくみがちな人は水分を控える傾向がありますが、実は、適量の水分を取ることはむくみ予防にも効果的です。体内が水分不足になると、尿を出さないように脳が指示を出します。その状態で水を飲むと排出されないため、必要以上に体内に水分を溜めこんでしまい、むくみやすくなるのです。

ただし、お茶やコーヒー、アルコールなど利尿作用の強い飲み物はNG。摂取しても尿として排出されてしまうので、逆に水分不足を引き起こしむくみの原因となるほか、トイレに行く回数が増えるため、腎臓に負担をかけます。お茶やコーヒーはカフェインが熟睡を妨げるという点からもおすすめできません。

寝る前に水分を取る際の注意点

寝る前 水分5

美容と健康のために、寝る前にはぜひ水分補給をしたいところですが、いくつか注意点があります。以下のポイントを押さえて、効果的に水を飲みましょう。

冷水はなるべく避ける

冷たい水は身体への吸収はいいのですが、胃腸への負担が大きく、胃痛や下痢を引き起こすことがあります。

就寝前に飲むなら、常温の水温かい白湯がおすすめです。

大量に飲みすぎない

水分補給が大事とはいえ、飲み過ぎは夜間に尿意で何度も目覚める原因となり、睡眠不足につながります。

寝汗の分を補給するのが目的なので、コップ1杯を目安にしましょう。

寝る前の適切な水分補給で、美容と健康を維持しよう

寝る前 水分3

寝る前コップ1杯の水がこんなにも美容と健康に効果的だなんて、意外だったでしょうか?

高い化粧品を使ったり、食生活を大きく変えたりするのは大変ですが、寝る前の水分補給は今日からすぐに始めることができ、費用対効果も高いのでやらない理由はありません。

ポイントは水の温度と量。常温の水か、温かい白湯をコップ1杯だけ飲みましょう。冷水や大量の水を飲むことは快眠を妨げます。

ペットボトルをストックして置いたり、すぐにお湯が出せるウォーターサーバーを置いたりして、いつでも水を飲める環境を整えておくと、こまめな水分補給を習慣化しやすいのです。

誰でも簡単にできる、寝る前のお水習慣。ぜひ今夜から実践し、体の変化を感じてみてください。


夏山元伸先生

【監修者】夏山元伸
1979年東京大学医学部卒業、同附属病院などを経て1990年より関東労災病院勤務。
2001年に同整形外科部長。
2013年から島脳神経外科整形外科医院副院長、整形外科部長、内視鏡・腰痛センター長。
著書『ササッとわかる「腰痛」にならない生活、治す生活』(講談社)など。



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