マットレスを買い替えるタイミングはいつ?新品を長持ちさせるコツは?

寝具と眠りの質は深く関係しています。体に合ったマットレスは快眠をサポートしてくれますが、劣化や寿命で体に合わなくなると、眠りを妨げたり、体を痛めたりする原因になってしまいます。

ここでは、マットレスを買い替えるべきタイミングの見極め方や、新しいマットレスへ買い替えを検討している方のために、選び方や長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介します。

ぜひ、ご自身に合ったマットレスで快適な睡眠を手に入れましょう。

リムネマットレス

マットレスを買い替えるタイミング

今、ご自身が使っているマットレスの寿命をご存知ですか?

長年同じベッドで寝ている方は、もしかすると、すでに寿命が過ぎているかもしれません。ここでは、一般的なマットレスの寿命を素材別に紹介するとともに、マットレスの劣化を判断するためのチェックポイントや、体形、ライフスタイルに合わせて買い替えなければならない理由を解説します。

マットレスの寿命が近づいたとき

マットレス 買い替え1

マットレスは消耗品のため、性能を活かせる寿命が大まかに決まっています。各メーカーが示す耐久年数は使用頻度や寝室環境、素材の種類にもよりますが、定期的なメンテナンスをして8~10年程度となっています。

一般的に普及しているマットレスの素材は、コイルタイプノンコイルタイプに分けられ、コイルタイプのほうが比較的、寿命は長めです。

ノンコイルタイプのなかでも特に低反発マットレスは、変形しやすく蒸れやすいため、2、3年で寿命を迎えてしまう商品もあり、注意が必要です。

素材ごとに寿命に幅があるものの、へたりが起き、適切な反発力が発揮できなくなってきたら、買い替えの時期と判断しましょう。

【コイルタイプ】
コイルタイプとは、スプリングを使用しているマットレスのことで、寿命は7~12年ほど

コイルタイプには2つの種類があり、1つはポケットコイルマットレスと呼ばれる、コイルスプリングを一つひとつ円筒形のポケット(袋)に入れ、それらをすき間なく並べているマットレスです。

もう1つは、ボンネルコイルマットレスと呼ばれる、らせん状に巻いたスプリングを全面に配列し連結しているもので、ポケットコイルマットレスよりもスプリングの数が少ないのが特徴です。

一般的なシングルのマットレスで、ポケットコイルは約500本以上のコイルが体を点でしっかり支えてくれるのに対し、ボンネルコイルのバネの数は約210本程度で硬さを感じやすいため、畳に布団を敷いたような寝心地になります。

寿命は、ポケットコイルマットレスのほうがボンネルコイルマットレスより長い傾向にあります。

【ノンコイルタイプ】
ノンコイルタイプのマットレスの素材は、ウレタンマットレス、ファイバーマットレス、ラテックスマットレスがあります。

コイルタイプ スプリングを使用しているマットレス
寿命は7~12年ほど
ノンコイルタイプ ウレタンやファイバー、ラテックスを素材にしているマットレス
寿命はウレタンで3~8年ほど、ファイバーとラテックスは6~8年ほど

ウレタンマットレスの寿命は3~8年ほどで、ウレタンフォームの密度が高いほど耐久年数が上がり、高反発タイプのほうが低反発のものより、寿命が長い傾向にあります。

また、ポリエチレンから作られた繊維が原料のファイバーマットレスや、天然ゴムが原料のラテックスマットレスの寿命は6~8年です。

 

マットレスに劣化のサインが現れたとき

マットレスが寿命の年数を迎えていなくても、同じ面を使い続けることで劣化が早まる場合があります。

具体例として、中央にへこみができる、全体的にへたってきている、スプリングのきしむ音がする、生地が破れている、取れない汚れがある、カビが生えているなどが劣化のサインです。これらの変化が確認できる場合は、買い替え時です。

また、起床後に疲れが取れないときはマットレスを裏返したり上下を入れ替えたりして、へたりのない部分で寝てどうなのか、それでマットレスに原因があるか、確かめてみると良いでしょう。

マットレスが体に合わなくなったとき

マットレスの反発力の適正値は主に体格や体重によって決まるため、購入時と比べて体重や体格が大幅に変わった場合は、体に合わなくなっている可能性が高いです。

その場合、寝姿勢が悪くなり、睡眠の質が下がっている可能性があるので、起きたときに腰痛や肩こり、背中の痛みなどの違和感を感じるようであれば、体形に合ったマットレスに買い替えましょう。

引っ越しするとき

マットレス 買い替え3

新しい家に引っ越しするとき、解体できるベッドであれば小さくして運ぶことができますが、解体できない場合、運搬費用が高くつくケースがあります。一般的にはシングルサイズで10,000円程度、折り畳み式のベッドは小さくなるので5,000円程度、ダブルベッドやキングサイズのベッドになると20,000~40,000円が相場です。

そのため、買い直したときの費用と比較して買い替えを検討すると良いでしょう。

それと結婚など生活スタイルが変わる場合に、ベッドサイズを変更することがあります。寝室の広さやライフスタイルに合わせて買い替えを検討してみましょう。

より良いマットレスを使用したくなったとき

マットレス 買い替え4

現在使用しているものよりも性能の良いマットレスを使うことで、睡眠の質を高めることができます。

さまざまなメーカー、種類のものがありますが、女性におすすめなのが睡眠の質向上にこだわって作られているLIMNEのマットレスです。

LIMNEは日本人女性の体格と沈み込みのデータを基に商品開発を行っており、理想的な寝姿勢とスムーズな寝返りを可能にしたオリジナル・マットレス「LIMNE the Mattress」を発売しています。

マットレスの素材や耐久性など品質面はもちろん、通気性や肌触りなど快適さにもこだわったこの上質なマットレスの感触をぜひ一度、体感してみてください。価格は税込み72,000円です。

リムネマットレス

マットレスを買い替えずに使い続けることで、考えられる影響

マットレスをわざわざ買い替えなくても、シーツやベッドパットを新調したり、それらを定期的に洗濯したりして、清潔に保てば大丈夫と思っていませんか?

マットレスは丸洗いできないため、いくらシーツやベッドパットをきれいにしても。長年使い続けると悪影響が出ます。ここではその悪影響について具体的に解説します。

腰痛や肩こりの原因になりやすい

マットレス 買い替え5

理想的な寝姿勢は、背骨がS字カーブを描く直立姿勢がですが、寿命を迎えたマットレスはへたりが起きるため、反発力が弱くなって正しい寝姿勢をキープできなくなります。

その状態で毎日寝ていると肩や腰に多く負担がかかり、周囲の筋肉も疲労しやすく、睡眠の質が下がってしまいます。

もしベッドパットを低反発素材など良い物に交換したとしても、体圧はマットレスに分散されるため、一時しのぎでしかありません。

このようにマットレスのへたりは体に痛みが生じたり、余計な負荷がかかったりする原因になるため、マットレスの寿命を感じたり、購入時より体形が大幅に変化した場合は、早めに体に合ったものに買い替える必要があります。

アレルギー症状を引き起こす可能性がある

シーツやベッドパッドを定期的に洗濯して日干しをし、清潔に保っていても、長年使用しているマットレスにはダニやカビが棲みついている場合があるので、注意が必要です。

寝ているときにかゆい、シーツを交換しているのにダニに刺されるという場合は、マットレスが原因かもしれません。

特に、湿度が高い状態が続くとダニやカビが発生しやすく、アレルギー性鼻炎や喘息を引き起こすアレルゲンとなりやすいです。一度カビが発生すると完全な除去は難しいため、買い替えが必要になります。

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新しく買い替えたマットレスを長持ちさせるポイント

ここでは、新しく買い替えたマットレスの寿命を長くするためのお手入れ方法をご紹介します。

シーツやカバーを定期的に洗う

マットレスは布団のように干したり、シーツのように洗濯したりできないため、日ごろから雑菌の発生を防ぎ、髪の毛、ホコリ、ダニなどが蓄積しないように気を付けることが大切です。

そのためには、週に1回程度を目安にシーツやカバーを洗うようにしましょう。皮脂や角質を取り除くことで、ダニの発生も防ぐことができます。

週に1回、マットレスを陰干しする

週に1回、室内にマットレスを立てかけるだけでも湿気を除去でき、カビやダニの繁殖を抑制できます。ウレタン素材のマットレスだと、天日干しでは劣化して耐久性が落ちる原因になるため、室内でも日光の当たらない場所に立てかけてください。

また、ダニが気になる場合はマットレスの表面温度が50℃を超えないと駆除できないため、専用の布団クリーナーで定期的に吸い取ることをおすすめします。

マットレスの上下や表裏を時折入れ替える

両面を使える設計になっているマットレスの場合は、3カ月に1回程度のペースでマットレスの裏表、上下を入れ替え、ローテーションさせて使いましょう。

そうすることで、同じところに体重がかかり続けるのを防ぐことができ、へたりを抑えられるため、長持ちにつながります。

敷きパッドや除湿シートなどのアイテムを使う

湿気からマットレスを守るためには、むき出しで使用せず、敷きパッドやカバーなどを重ねることが大切です。

敷きパッドやベッドパッドは、マットレスに寝汗が入るのを防ぐため、劣化防止につながります。

また、マットレス全体を包むカバーであるマットレスプロテクターにも、防ダニや防カビの用途に適した製品があります。さらに、マットレスとベッドフレームの間に除湿シートを挟むと湿気からマットレスを守り、カビの発生を抑えることができます。

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体に合ったマットレスで、睡眠の質を高めよう

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朝起きると肩や腰が痛い、疲れが取れていない場合は、マットレスが劣化しているかもしれません。寿命を迎えたマットレスを使い続けることは、睡眠の質を低下させる原因になるため、買い替えをおすすめします。

また、マットレスを買い替えた場合は、少しでも長く使用していただくために、日々のメンテナンスをしっかり行いましょう。

記事中でご紹介したLIMNEのマットレスは女性の快眠をサポートするおすすめの商品なので、買い替えの際はぜひご検討ください。

睡眠は日々のパフォーマンスに直結する大切なものなので、ぜひこの機会にマットレスを見直してみましょう。

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睡眠学会理事の先生も、マシュマロの上で眠るような体験ができ、質の高い睡眠が叶えられるとLIMNEのマットレスを絶賛。